
webマーケティング業界に転職したい!でも将来性は大丈夫?

需要がなくなって、仕事がなくならないか不安です。AIも進化してきているし…

webマーケティング業界は成長しているので将来性のある業界です。AIに代替される可能性も低い職種ですよ
こんにちは。webマーケティング会社で働いているふるまち(@furumachiLife)です。
将来性、身につくスキル、働き方の自由さに惹かれて30代、未経験でwebマーケティング業界に転職しました。
転職を考えるなら、将来性のある業界に入りたいですよね。需要のある人材になるためには、将来性のある業界でスキルを身につけるのが近道です。
本記事では、現役webマーケターの私がwebマーケティング業界の将来性について解説します。
【現在】webマーケティング業界の需要
webマーケティング業界の需要は高く、成長を続けています。
webマーケティングの施策の1つにインターネット広告がありますが、2021年にはマスコミ四媒体の広告費(24,538億円)をインターネット広告費(27,052億円)が初めて上回りました(電通「2021年 日本の広告費」)。

インターネット広告に流れるお金が増えているということは、広告運用を行うwebマーケティング会社にもお金が流れているということです。

右肩上がりの成長を見ると、需要が高い業界であることがわかりますね
【今後】webマーケティング業界の将来性
webマーケティングの現在の需要が高さはわかりましたが、将来はどうなるのでしょうか?
今は需要があっても将来AIに仕事を取られてしまっては意味がないですよね。
野村総研とオックスフォード大学の共同研究「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」では調査した601の職業のうち、49%が代替可能と予想されています。

約半分の仕事が代替されてしまうのか…

先に結論を言うと、AIの進化によってwebマーケティングの仕事がなくなることはありません
調査のなかで「人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業」が公開されていますが、そのなかにwebマーケターは含まれていません
なくならない理由について、以下で詳しく解説していきます。
AIに代替される仕事の特徴にwebマーケターは当てはまらない

AIが得意とすること、苦手とすることは以下になります。
webマーケターの仕事のなかには確かに単純作業やデータから予測することも含まれます。
そのため、業務によってはAIに置き換わるものもあるでしょう。
一方で、ユーザーの感情を読んで、コンテンツや広告を考える、デザイン制作の管理をするといった業務もあります。これらはAIに置き換わらない仕事の例と言えるでしょう

「人工知能やロボット等による代替可能性が低い100種の職業」も公開されていて、「広告ディレクター」「コピーライター」「マーケティング・リサーチャー」などwebマーケターに近い仕事も含まれています
どの仕事もこれからはAIが得意なことはAIにまかせて、人間しかできない仕事を人間が行うようになっていくと言われています。
webマーケターもAIにまかせる仕事と人間が担う仕事が分かれるだけで、仕事がなくなる可能性は低いです。

個人的にはAIの登場は歓迎です。webマーケターの仕事は泥臭い単純作業が多すぎます…
webマーケティング業界はしんどい!未経験転職者が辞めたいと後悔した瞬間8選
webマーケティング職の年収相場は?


将来性があるのはわかったけど年収はどうなの?

将来性と年収は関連が深いです。楽をして年収を上げるためには成長業界に身を置くのが良いと言われています
webマーケティング職の平均年収は445万円です(doda「平均年収ランキング(職種・職業別)」より)。
同調査によると、IT/通信業界の平均年収が「436万円」、また国税庁の「民間給与実態統計調査(令和3年)」によると日本人の平均年収は「443万円」でした。
「IT/通信業界」「日本人の平均年収」と比べて年収は高くなっていますね。

あくまで平均ですが「年収が低い」わけではないことがわかります
市場が成長していけば、業界に入ってくるお金が増え、平均年収も増えていくでしょう。
【低い?】webマーケティング職の年収相場は?未経験転職時のオファー年収も公開
webマーケティングのキャリアプラン・個人の将来性は?


業界の将来性があるのはわかりました。個人のキャリアを考えたときも将来は明るいのでしょうか?

個人としてもキャリアプランは豊富です。人材不足に悩む企業が多いので、スキルがあれば転職もしやすいですよ
多くの企業がwebマーケティングスキルを持つ人材不足に悩んでいます。
MARKETIMESによる国内企業の経営者・役員300名を対象にした調査「国内企業のデジタルマーケティング実態調査2022」ではデジタルマーケティングの課題の1位が「精通した人材がいない」でした。
webマーケティングに精通した人材になれれば、多くの企業の求められる人材になれるでしょう。
仮にwebマーケティング会社に転職した場合、以下のようなキャリアプランが選べます。
- メーカーなどのマーケティング部に転職する
- 副業で稼ぐ
- フリーランスとして独立する
- コンサルティング会社に転職

安定を臨むならメーカーなどに転職するのも良いですし、より個人で大きなお金を稼ぎたいなら独立が良いでしょう。また、より広く企業活動に関わりたいならコンサルティング会社もおすすめです
キャリアプランについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
webマーケティングのキャリアプランを6つ紹介!【独立?転職?出世?】
将来性あるwebマーケティング業界に飛び込もう

転職を考えているときは「この業界に転職して大丈夫だろうか?」「将来仕事がなくなったらどうしよう」と不安になりますよね。
webマーケティング業界は将来性があり、需要も高い業界です。

広告費のデータや企業へのアンケート調査からも明確でしたね
webマーケティング業界への転職を考えている方は安心して行動してください。
私自身も未経験でしたが、webマーケティング業界に飛び込んで良かったと感じています。
webマーケティング業界に未経験から転職するには以下の方法があげられます。
- 未経験転職に強いエージェントに登録する
- 副業で実績を積む
- スクールで知識と実務経験を積む
どの方法もおすすめなので、自分に合った方法を考えてみてください。それでは!
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