「webマーケターは将来性もあるし、稼げるから最高!」聞いて興味があるけど僕は向いてるかな?
調べると良いことばかり出てくるけど、本当に転職して大丈夫か不安…
転職を考えるなら、適正は確認しておきましょう。未経験でwebマーケティング会社に転職した私が解説します
こんにちは。webマーケティング業界で働いているふるまち(@furumachiLife)です。
将来性、身につくスキル、働き方の自由さに惹かれて30代、未経験でwebマーケティング業界に転職しました。
転職してみると大変なことも多く、誰にでも向いている仕事ではないと感じています。
本記事では実際に働いた経験から、webマーケティングに向いてる人、向いていない人の特徴について解説していきます。
転職を考えている方は自分に適正があるか、参考に考えてみてください。
webマーケティング業界に向いてる人
まずはwebマーケターに向いている人の特徴を解説していきます。全部じゃなくても当てはまるものがあれば、それを強みにwebマーケターとして成長できる可能性大です。
向上心がある人
webマーケティング業界は変化がはやいので、向上心を持っていないとすぐについていけなくなります。逆に向上心があれば成長し続けることができるので、良いwebマーケターになれるでしょう。
先輩の仕事や一緒に仕事をする外注パートナーのやり方を盗んだり、webメディアや本で勉強したり、自分でブログを運営して実践経験を積んだり、向上心を持って、日々コツコツ努力できる人にはおすすめの仕事です。
副業で広告を運用してみたり、ライティングしていたり、ブログでSEOがんばってみたりすると本業でできる仕事も増えて、お金ももらえて一石二鳥ですよ
数字を使うのが得意な人
webマーケティングに数字の分析は必須です。数字を使うのが得意な人には向いている仕事と言えるでしょう。例えば、コンテンツSEOなら以下のような数字を追いかけます。
- 検索結果から訪問してきた人の数
- 検索結果に表示されたうち、訪問してくれた人の割合
- サービスを申し込んでくれた人の数
- 訪問者のなかでサービスを申し込んでくれた人の割合
- 各数値の前月比、前年比
それぞれの数値を見て、書き直す記事を決めたり、改善ポイントを考えたりしていきます。
みんな理系なの?
文系の人の方が多いですね。理系なら数学が得意なわけじゃないし、勉強の得意不得意はあまり気にしなくてOK
裁量の大きい仕事がしたい人
webマーケターは良い意味でも悪い意味でも裁量が大きいです。
1つのプロジェクトを複数のマーケターで担当することはほぼなく、1人で担当します。誰かに正解を教えてもらえることはないですし、担当案件は自分で対応する必要があります。なので、裁量はかなり大きいです。
責任の重い仕事を自分の裁量で動かしたいと思っている人にはピッタリの仕事と言えるでしょう。
つらいときもありますが、やり遂げたときの達成感は前職では味わえないものでした!
論理的な思考が得意な人
正解がない仕事なので、状況を整理して、仮説を立て、施策を実行していく必要があります。仮説思考や論理的思考が好きな人には向いている仕事です。
状況を整理して、クライアントにも論理的に説明が必要です。
得意なことも大事ですが、「論理的な思考を身に着けたい」という人には向いています
webマーケティング業界に向いていない人
次にwebマーケティング業界に転職しない方が良い人、webマーケターが向いていない人の特徴を解説していきます。
1個でも当てはまったら、やめといた方が良い?
「苦手」なら大丈夫!「絶対イヤだ」と思ったらやめといた方が良いですね
地道な泥臭い作業ができない人
地味な作業、細かい作業をがんばれない人にはwebマーケターは向いていません。
顧客にかっこよくプレゼンしたり、マーケティング戦略を練るだけが仕事ではなく、誰しもやりたくないよう地道な作業が多いです。
「地道な仕事が好き!やりたい!」という人じゃなくても、必要ならできる、がんばれる人なら大丈夫です。
私も地道な仕事は好きではありません!やらなくて良いならやりたくないです。その後の成果や結果のためと思ってがんばれています
自分のペースで仕事がしたい人
webマーケターは自分のペースで仕事をするのが難しいです。プロジェクトのスケジュールは作るし、スケジュール通りに進められるときもありますが、トラブルがあれば対応しなければなりません。
特に、クライアント、クリエイター(ディレクター、デザイナー)と社外のパートナーの都合に振り回されることが多いです。
今日は定時であがろう!と思っていたら、定時ギリギリに急ぎの依頼が外からきたり…
いくら気をつけても、自分以外がする仕事の管理には限界があります。「他人に振り回されたくない!」という人はwebマーケティング業界は向いていないと言えるでしょう。
クリエイターから夜23時に納品されて、深夜1時にクライアントに提出したことが一度だけですがありました。勘弁してほしい…
トレンドや人に興味がない人
- 世の中で流行っていることは?
- 興味を持っていることは?
- 悩みは?
マーケティングでは上記のようなトレンドや人の気持ちを起点に施策を考えます。トレンドや人の悩みに興味が持てないと、マーケティングには向いていないと言えるでしょう。
また、世代や性別によっても考え方が違います。webマーケターはターゲットとする世代、性別の人の気持ちを考えて仕事をする必要があります。
ニュースサイトとか、各世代を分析した本とか読むようにしてますね。後は広告をみて、どの世代をターゲットにしているか考えてみたり
ルーチンワークがしたい人
決まった手順をくり返すようなルーチンワークがしたい人にはwebマーケターは向いていません。
クライアントによって適切な施策は違いますし、有効とされる手段の変化が早いです。同じ施策でもクライアントによって内容が異なるので、ルーチンワークは少なく、常に考えながら仕事をする必要があります。
ルーチンワークは見積もり出したり、請求書を処理したりするくらいですね
自分で考えるのが苦手な人
ルーチンワークが少なく、自分で考えて仕事をする機会が多いので、自分で考えるのが苦手な人にwebマーケターは向いていません。また、仕事自体にも正解がありません。「これなら絶対うまくいく!」という方法もないので、自分なりに仮説を立てて実行し、結果を考察する必要があります。
「これどうすれば良いですか?」と先輩に聞く人や、確実な正解を探してしまう人は考え方を変えないと厳しいです
未経験でwebマーケティング業界に転職する方法
未経験からwebマーケティング業界に転職するには以下が必要です。
- 独学で勉強する
- 実践経験を積む
- 転職活動をしてみる
ステップ①独学で勉強する
勉強なし、経験なしで転職するのは厳しいです。webマーケターは転職した後も勉強が続くので、やる気が起きないなら未経験転職はやめておいた方が良いでしょう。
まずはマーケティングとwebマーケティングの基礎を勉強しておくことおすすめします。
web系の資格の勉強とかすれば良いの?
資格も悪くないですが、最初は本読めばOKです
マーケティングやwebマーケティングについて初めて勉強するなら以下の2冊がおすすめです。
マーケティングの超定番の入門書。私は5回くらい読みました。
webマーケティングの超定番入門書。
転職前後で本はたくさん読みましたが、やっぱり定番の2冊が特におすすめです。どちらもストーリーパートと勉強パートがあって読みやすいし、内容も実践的です。
あとは実践経験を積みながら勉強していくとかなり効率が良いのでおすすめ。
webマーケティング独学完全ガイド!おすすめの勉強方法7選を現役webマーケターが解説
【2023年】webマーケティングの独学におすすめの本18冊!現場のプロが初心者向けに厳選
ステップ②実践経験を積む
本を読んだり、ネットで調べたりで独学できる人は多くいますが、実践までする人は少ないです。なので、転職前に実践経験を積めれば、未経験とはいえ有利に転職を進められます。
やってみると向き不向きもわかるので、人生のかかった転職前にちょうど良いお試しにもなりますよ
おすすめは個人でブログ運営をやってみること。ブログを始めることで以下のwebマーケターに必要なスキルが身につきます。
- SEO
- アクセス解析
- ユーザー視点でコンテンツを作るスキル
- ライティングスキル
スキルが身につくだけでなく、うまく行けば副収入も得られるので一石二鳥です。転職後にも本業のスキルを活かしてブログを伸ばせば、さらなる収益アップが期待できます。ブログがwebマーケティング業界への転職に役立つ理由は以下の記事で詳しく解説しています。
また、知識を身に着けつつ実戦経験を積むには、webマーケティングスクールに通うのが効率的です。費用はかかりますが、転職サポートまで受けられるので、ステップ①〜③を一気に進められるでしょう。
ステップ③転職活動をしてみる
未経験で転職できるか、実際に少し転職活動をしてみるとわかります。未経験OKな求人は出ているし、どう対策すれば良いかエージェントに無料で相談も可能です。
転職するのは勇気が入るし、リスクもありますが、転職活動自体には特にリスクはありません。
未経験の場合、どんなことを面接で聞かれるのか?他のどんな条件で募集されているのか?待遇は?など学びが多いです
【実体験】webマーケティング会社の面接で聞かれた質問13個【回答例あり】
少し転職活動してみると、自分に足りないことが見えてきます。例えば、未経験OKでも基礎知識くらいないとダメ、未経験OKといいつつ書類選考は結構厳しい、ポテンシャルを評価してくれる、などやってみないとわからないこともあります。
転職活動はちょっとハードル高いな…
確かに。でも転職活動=転職ではないので、気軽に考えてみても良いと思います。私の先輩も私と同時期に転職活動をして内定を取っていましたが、転職せず職場に残っていますよ
webマーケティング業界への未経験転職に役立つ転職エージェント・サイト10選
webマーケティングに向いていない人は転職やめとけ!お試しから始めよう
webマーケティングが向いている人、向いていない人について解説しました。以下のような人はwebマーケターには向いていません。
- 地道な泥臭い作業ができない人
- トレンドや人に興味がない人
- ルーチンワークがしたい人
- 自分で考えるのが苦手な人
少しでも当てはまったらNGというわけではありません。私も地道な泥臭い作業は嫌いですし、ルーチンワークが楽だなと思うこともあります。
一緒に楽しいwebマーケターライフを送りましょう!それでは!
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