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【書評】『タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う』要約と感想【時間術】

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こんにちは。激務で有名な出版業界勤務のふるまち(@furumachiLife)です。

激務を乗り越え、どうやって趣味や勉強、副業の時間を確保すればよいかで悩み、時間術の勉強をしています。

今日は『タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う』(大和書房)をご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。

ふるまち
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はじめて時間術の本を読むならコレ!と思えるまとまりの良さでした!

こんな人におすすめ
  • やりたいことがあるけど時間がない人
  • はじめて時間術の本を読む人
  • 時間管理、集中力、仕事術について広く知りたい人

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『タイムマネジメント大全』の要約と感想

どんな本?

本気で人生を変えたいと思ったら、まずは時間の使い方を変えなければなりません。

働き方改革、ワークライフバランスといった言葉をよく聞きますが、実際に生活は変わっているでしょうか?

「やりたいことをやる時間がほしい」「変わりたい」と思うなら時間の使い方を改善する必要があります。

この本は以下の5章立てです。どこから読んでもすぐ使える構成になっています。解決したい課題が明確なら該当する章から読みはじめましょう。

  1. 時間を可視化する:あなたがどのように時間を使っているか知る
  2. 時間をデザインする:やりたいことができるスケジューリング法
  3. 時間を縮める:仕事を早く片付けるコツ
  4. 脳を効率よく使う:脳の負担を減らして効率化
  5. 集中力で時間の密度を上げる:集中する、持続するコツ
ふるまち
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1〜5それぞれについて、紹介されているテクニックについて私の実践した感想も踏まえて解説していきます。

時間を可視化する

生き方を変えるには、自分が「何に」「どれくらい」時間を使っているかを知る必要があります。

人の行動のうち60%は無自覚と言われています。私たちは無意識に無駄な時間を過ごしている可能性が高いです。

自分が「何に」「どれくらい」時間を使っているか知ることが時間術のはじめの一歩です。

時間を可視化するメリットは

  • 自分の時間グセがわかる
  • 予定外で入る行動がわかる
  • 作業にかかる時間がわかる

など多くあります。15〜30分単位で記録し、1週間くらい続けると自分がどのように時間を使っているかがわかるでしょう。

ふるまち
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スマホを見てた、動画を見てた、なども記録すると無駄時間を発見できます

アプリを使う方法〔Toggl Track(Google Play)MyStats(App Store)〕が推奨されていますが、私はスマホをなるべく近くに起きたくないため、1日の終わりに画像のように30分単位で時間家計簿をつけました。

ふるまち
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この時間なにしてたんだっけ?

副業がんばってるつもりだったけど2時間だけか…

とか気づきがたくさんありますよ!

無駄時間の発見(時間家計簿)スケジュール管理については「レバレッジ時間術」(幻冬舎)が詳しいです。興味のある方は読んでみてください。

時間をデザインする

24時間をどう使うか考えることは、人生をどう生きるか考えることです。

マルチタスクは集中力を削ぎ、効率が悪いと聞いたことがあるかもしれません。充実した時間を過ごすためにはまとまった時間を意識することが大切です。

この本で紹介されているスケジューリング法では

  • 1日の時間を5つに区切る
  • 先にプライベート(やりたいこと)時間を確保

を推奨しています。実際に5つに区切って考えてみました。

ふるまちのスケジューリング
  1. 起床〜8時:資格試験の勉強
  2. 8時〜13時:企画書作成、原稿チェックなど集中仕事
  3. 13時〜17時:メール返信、打合せ、作業的な仕事
  4. 17時〜20時:家族との時間や運動、趣味
  5. 21時半〜22時半:副業、勉強、読書

午前中は集中力が高いので、新しいものを作ったり、文章を書いたり、集中力がいる仕事をしています。

午後は集中力が落ちてくるので、あまり頭を使わない仕事がおすすめです。

本の中では実際に著者がどのように時間を使っているか、おすすめの使い方も紹介されています。

ふるまち
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そもそものやりたいことの見つけ方も詳しく解説されています。他の本にはない本書のおすすめポイントと感じました

集中仕事、非集中仕事の考え方集中力については『神・時間術』(大和書房)が詳しいです。興味のある方は読んでみてください。

時間を縮める

日常生活の中で、カットできる時間は大きく分けて3つ、「悩んでいる時間」「探し物をしている時間」「後悔している時間」です。

やらなきゃいけないこと、やったほうが良いことがわかっているのにダラダラしてしまう、よくあるのではないでしょうか?

無駄な時間をカットする方法がたくさん紹介されていますが、タイマーを使った時間管理は特におすすめです。

休憩でも仕事でも、「○○をするぞ!」と決めたら「この時間なら集中できる」時間をタイマーでセットします。

時間を区切って動き始めることで行動力がアップするのです。

ふるまち
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1時間作業しよう、はもちろん、次にやりたいことがあるなら「30分休憩しよう」と休憩もタイマーをセットするのは有効でした

脳を効率よく使う

「意志力」というのは自制心であり、セルフコントロールする力です。生まれつき強い人も弱い人もいますが、いくら意志力が強い人でも弱ってしまうときがあります。

意志力には限りがあり、選択や行動するたびに消耗していきます。

余計な選択を減らし、ルーティンを決めることで意志力を節約することが可能です。

ふるまち
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スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは有名な話ですよね。服の選択でも意志力は消耗しています

 

ルーティン・メモをつくって淡々と実行していくことがおすすめされています。メモの内容は細かくてOKだそうです。

私も作ってみましたが、著者のルーティンが非常に参考になるので、ぜひ紙面をチェックしてみてください。

集中力で時間の密度を上げる

あなたの1時間は、これまでの3時間以上に匹敵するようになります。

あなたの気を1番散らしているもの、なんでしょうか。

それはスマホです!

通知の度に、もっと言えば目に入る度に気が散らされ集中力が途切れているのです。

マホの通知をオフにする、遠ざけることで集中力は格段に上がります

スマホ対策については「時間術大全」(ダイヤモンド社)が詳しいです。興味のある方は読んでみてください。

個人的におすすめなのが「Kitchen Safe」にスマホを入れてしまうこと。

1分から10日まで設定した時間は箱の中の物は取り出せなくなる便利グッズです。

少し高く感じましたが、集中して作業できるなら安い買い物だなと思っています。

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有名Youtuberの方がおすすめしていて知りました

著者について

著者の池田貴将さんは株式会社オープンプラットフォーム代表取締役です。

科学的根拠に基づいた独自メソッドが人気となり、年間1万人以上の方がセミナーに参加しているそうです。

Youtubeチャンネルもお持ちなので気になる方は見てみてください。この動画でも本とも関連する内容がわかりやすく解説されています。

本で紹介されているテクニックも科学的根拠に基づいた内容だったので、安心して読めました。

他にも著書として『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』『図解モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版)などがあります。

時間術をはじめて勉強するならおすすめの1冊!

私は時間術と名の付く本を読み漁ってきたので、新しいと感じるテクニックは多くありませんでした。

2冊以上、時間術の本を読んだことがある方には知っている情報が多いと感じるかもしれません。

一方で、それぞれの本で「良かった!」と感じたテクニックが網羅されていたので、はじめて読む1冊としては最適の本といえます。

大全の名前の通り網羅性はありますが、コンパクトにまとまっているので読むのに時間もかかりません。

タイムマネジメント大全」から時間術の勉強をはじめてみませんか?24時間を自分のために使えるようになりましょう!

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