よし!来年から副業はじめるぞ!
しかし、なにから勉強していいかわからなかった私。
今は出版社勤務で編集者をしています。本が少し好きな普通の会社員です。
副業バレたら怖い、でも税金なんてさっぱり。
Google先生に教えてもらい、以下の知識を得ることができました。
- 確定申告をしなければならない
- 白色申告と青色申告があるらしい
- 副業は住民税によってバレるらしい
Youtubeで動画検索もしていると税理士の大河内 薫 先生の動画に行き当たりました。動画で大河内先生の著書を知り、会社帰りに買って帰りました。
今日は「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」についてご紹介したいと思います。
知りたかったこと
本で知りたかったのは以下
- 事業を始める前にかかった経費の処理
- 開業届の詳細
- 白色申告と青色申告の違い
- 経費の考え方
- 確定申告のやり方
結論、全部知ることができました。
「副業はじめよう!」と思った人がもつ疑問にはすべて答えてくれているのはないでしょうか。
著者について
大河内 薫 先生
芸術学部卒の税理士というめずらしい経歴をお持ちの先生。SNSでの発信にも積極的で、Youtube「税金チャンネル」も運営している。私の書籍購入も動画きっかけです。
若林 杏樹 先生
私立大学職員として5年勤めた後、フリーランスの漫画家に。あんじゅ先生が大河内先生から税金について教えてもらうストーリーで進みます。
内容について
構成
マンガが6〜7割を占めていて、とても読み進めやすいです。会社帰りに書店で購入し、2時間半くらいで読み終わりました(帰りの電車30分+家に帰って2時間くらい)。
マンガ→文章解説→まとめ、が基本構成。私もマンガを編集してみたいです。
ストーリーで概要を掴んで、解説で内容を固め、まとめで振り返る、オーソドックスで勉強しやすい構成でした。
身についたこと
事業を始める前にかかった経費の処理
開業準備費用として確定申告に反映できる!
なるほど。パソコンを買おうと思ってましたが、結局なにも買ってないので私の場合は該当なしになりそうです。
開業届の詳細
開業後1カ月以内に提出。青色申告するのに必要。
白色申告と青色申告の違い
メリットが多く、特に大きいと思ったのは青色申告かつ電子申告することで65万円の控除を受けれることですね。
複式簿記という難しい方法で申告する必要があるけど、会計ソフトがあれば知識がなくてもできる!らしいです。
おすすめの会計ソフトとしてやよいの青色申告のインストール版があげられていました。Macではインストール版が使えないので、Macユーザーの私はマネーフォワードにしようと思います。
経費の考え方
プライベート兼用で使用する場合、家事按分という考え方ができるそうです。どれくらいの割合で仕事に使っているか、使っている分だけ経費として計算します。
私の場合、年末に一部、事業用の作業スペースを作ろうと思っているので、その面積分の家賃は経費にできそうです。
確定申告のやり方
必要な書類は青色申告決算書、確定申告書Bの2つ!それぞれの写真つきで解説されています。会計ソフトと国税庁HPから作成できるそうです。簡単〜、とは思いませんが、読みながらやればなんとかできそうかな、と思えました。
まだ確定申告は経験してないですが、やることがわかっていると安心感が違います。
その他
他にも
- 事業税:職種によっては税金がかかる
- 小規模企業共済:自分でお金を積み立てて事業を辞めるときに受け取る。高利率、掛金は全額控除。
とかとか、勉強になること盛りだくさんでした。
唯一気になったのが索引がないことです。読み返すときに調べにくいです。「開業準備費」「開業届」とかで引けるといいですよね。
おわりに
すぐに読み終えることができて、値段も1,200円と格安でした。
- これから副業をはじめようと思っている人
- フリーランスとして独立したい人
- 青色申告が気になってる人
- 一般常識として税金を知りたい人
こんな方には絶対におすすめです。再来年は確定申告実際にしてみた!を記事にできたらいいなと思います。それでは!
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